アセアン証券取引所構想
アセアン6カ国で進めているアセアン証券市場統合構想ですが
マレーシア、シンガポール、タイの証券取引所が連携する東南アジア諸国連合(ASEAN)証券取引所連携(AEL)
プロジェクトが、2011年下期にスタートすると発表されています。
インターネットによるオンラインでの取引を可能にする
証券市場プラットフォームで、当該参加国の株式などを自由に購入・売買することができるになります。
2012年上期にはフィリピン、インドネシア、ベトナムなども参加する予定としています。
タイ証券委員会(Stock Exchange Commitree)のシラチャイ・プバナトナラヌバラ会長は、
AELの開始によりアジア各国の株が手に入りやすくなるばかりではなく、
海外やアジア国内での証券取引所の有用性が高くなるとコメントしています。
また同氏は、「ASEAN資本市場フォーラム(ACMF)」において、
ASEAN内の主要企業のコーポレートガバナンス(企業統治)の評価とランク付けを可能にする
枠組みを構築していることを報告しています。
ASEAN内で、各国の金融当局から承認を得た投資商品を
他国で売買することは2012年後半には個人投資家に開放される予定です。
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