タイ憲法裁判所、民主党の存続を認める判決を出す
タイ憲法裁判所は、アピシット政権の民主党を選挙法違反で解党処分にするか
どうかが問われた裁判で、訴えを書類不備として門前払いし、民主党の存続を
認める判決を出しています。
これによって民主党が解党する可能性は少なくなり、株式市場も反発しています。
しかしながら、過去に憲法裁判所の裁判判決ではタクシン氏の支持政党、タイ愛国党、
その後継党であった国民の力党はそれぞれ繰り返し解党処分となっています。
今後、反政府側のタクシン元首相派が「二重基準だ」と反発を強めると
予想されています。
今回、憲法裁判所への訴えを認める判決が出ていれば、アピシット民主党が解党され、
党首を務める首相ら党幹部が政界から追放される可能性がありましたが、懸念が払拭
されたとしています。
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