タイ チャロンポカパーン(CPF)2011年度の投資予算額を発表
タイの食品財閥であるチャロンポカパーン(CPF)では2011年度の投資予算額を
発表しています。
バーツ高であることを利用し、海外投資額の枠を広げるとしています。
2011年度は60億バーツを計画。
2010年度の50億バーツから20%UPとなり、40億バーツは農業・食品関連事業へ
振り分けます。
中でも海外向けにはインド、ロシア、トルコの飼料工場などを中心に投資します。
CEOのAdirek Sripratak氏はどの国も今後人口増加と肉食への比率が高まっていく
可能性が非常に高いとしています。
また株価の収益率を高めるためにも今後重要な戦略の一つとなるとしています。
CPFの2010年度第3四半期までの数字は1417億6000万バーツで+19%増。
純利益では115億1000万バーツで+42%増でした。
海外売り上げ比率では27%が海外での売り上げとなり、順調に伸びています。
輸出部門で13%、タイ国内の売り上げで60%となっています。
2010年度の総売り上げ予測では1850~1900億バーツとなると見ています。
2009年度は1650億バーツだったので、今後も拡大成長が見込めるとしています。
またエビ価格が2010年度は+30%増となりました。
インドネシアやメキシコ、ブラジルなどの収穫量が減少したため価格が上昇しました。
11月11日のCPFの株価は22.7バーツで推移しています。
この記事へのコメントはありません。