ミャンマー ビルマ
ビルマ:ミャンマーでの20年ぶりの総選挙が開催されます。
前回の1990年の選挙ではNUPは10議席しか取れず、アウンサンスーチー氏を
支持するNLDの圧勝でした。
2010年11月7日に、ミャンマー(ビルマ)の総選挙が実施されました。
今回も民主派への締め付けが厳しく、不公平な選挙制度や投票の不正が報じられました。
軍政と表裏一体の連邦団結発展党(USDP)の勝利はほぼ確実とされています。
また今回の民主選挙後から90日以内に国会が招集され、ミャンマー新憲法が出されて、
大統領が選出され、「民政移管」を果たすとしています。
2009年のデータ
面積: 676,578平方Km
人口: 5340万人
GDP: 575億USドル
一人当たりGDP: 1100USドル
対外債務: 74億USドル
インフレ率: 6.5%
二つの議院
Nationalities Assembly「国民議会」 上院
選挙議席数 168議席 指名議席数 56議席 合計 224議席
Peoples Assembly 「民族議会」 下院
選挙議席数 330議席 指名議席数 110議席 合計 440議席
出馬する主な政党
Union Solidarity & Development Party(USDP)
連邦団結発展党(軍派) 1158候補者
軍出身者、元国家上院出身者
Natinal Union Party (NUP)(軍派) 980候補者
1990年の体制に戻す主張、軍の体制主導
National Democratic Force (NDF)(スーチー派) 166候補者
NLDのメンバーの一部でNLD支持者
Shan Nationalities Democratic Party (SNDP) 157候補者
ビルマの最大州の候補者の集まり。
Union of Burma Federation of National Politics 51候補者
1988年に崩壊した政権組織の一部
「今回不参加」 National League for Democracy (NLD)国民民主同盟
アウンサンスーチー氏をリーダーとする民主主義連合今回は選挙をボイコット
しています。
この記事へのコメントはありません。