インドネシアのヘイズ問題
インドネシア・スマトラ島での焼き畑農業が原因のヘイズ(煙害)が発生して、
その煙がマラッカ海峡を越えてシンガポールやマレーシアへ流れてしまい、
24日には大気汚染指数(PSI)が80と、2006年以来の最悪を記録したとしています。
焼畑による火災が発生しているのはスマトラ島の北部になっていて、気流による
北東の風でシンガポールとマレーシアに影響が出ています。
シンガポール国家環境庁(NEA)は、呼吸器や肺疾患を持つ市民に対し、屋外活動を
控えるよう勧告しています。
また同じくシンガポール・ヤーコブ・イブラヒム環境・水資源相はこのヘイズ再発
に対してインドネシアの対策に失望を表明しています。
この焼畑農業の原因はプランテーションのパーム椰子栽培などの畑を燃やしている
のが原因とされていて、インドネシア政府へスマトラ北部での焼き畑農業へ環境対策
を要望しています。
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