タイ証券取引所市場、大台を突破
26日のタイ証券取引所市場は14年ぶりに1000ポイントの大台を突破しました。
また同日インドネシアのジャカルタ市場.JKSEは、株価指数が過去最高値を
付けています。
証券アナリストのコメントでは今週は株高が継続するものの、来週以降はアメリカ
の量的緩和が決定されれば、売られるリスクが高まるとしています。
第3四半期の企業決算発表の時期が近づいています。
東南アジア各国共に企業の利益への期待感を背景にして、比較的小幅な上昇を
続けています。
フィリピンマニラ証券取引所では、先週、史上最高値に上伸しています。
また10月22日、シンガポール証券取引所(SGX)は、オーストラリア証券取引所(ASX)
と統合に向け交渉中であるとしています。
SGXは25日にもASXに対して、株式公開買い付け(TOB)を実施して、全株を取得する
見通しです。
両株式市場の上場企業の株式時価総額は2010年9月時点でASXが世界12位で、SGXは
22位となっています。
合併が実現すれば、単純合計で8位へ浮上します。
さて、世界の株式市場の時価総額ですがこちらが最新版のようです。
http://www.stockmarketmaps.com/wfe_dmc/monthly_country.html#m=44&cn=13369344&cx=52224&cr=15
ざっくりと
1位 ニューヨーク証券取引所 12.27兆ドル(1227兆円)
2位 ナスダック証券取引所 3.48兆ドル(348兆円)
3位 ロンドン証券取引所 3.46兆ドル(346兆円)
4位 東京証券取引所 3.42兆ドル (342兆円)
5位 ユーロネクスト 2.83兆ドル (283兆円) となっています。
期待するアセアンボード構想ですが、シンガポールとオーストラリアが相互間で売買取引
できるようになるとより時価総額が大きくなります.
現時点で、
シンガポール証券取引所 順位22位 5973億ドル (59兆円)
マレーシア証券取引所 順位24位 3680億ドル (36兆円)
インドネシア証券取引所 順位26位 3271億ドル (32兆円)
タイ証券取引所 順位29位 2611億ドル (26兆円)
フィリピン証券取引所 順位35位 1300億ドル (13兆円)
合計 1兆6835億ドル (168兆円 ドイツやスペイン市場と並びます)
となっています。
また、オーストラリア証券取引所 順位15位 1.31兆ドル (131兆円)
と仮に同じ市場とした場合、2兆9935億ドル。
およそ300兆円の巨大マーケットになります。
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