タイ株式市場
輸出が好調のタイではバーツの対米ドル相場がおよそ13年ぶりとなり、
30バーツ台を切ることが濃厚となっております。
タイ財務省のKorn財務相は10月4日、新総裁のPrasarn中央銀行総裁に対し、
為替対策を早急に取り組むことを指示しています。
現在タイ株式市場への海外資金流入が増加を続けていることから、
このバーツ高の流れも止まらないものとなっています。
また他のアセアン諸国ではインドネシア、シンガポールなどが上昇しています。
インドネシア証券取引所(IDX)ジャカルタ総合指数 +0.63%上昇
フィリピン証券取引所のマニラ総合指数 +1.86%上昇
シンガポール証券取引所のストレーツ・タイムズ指数(STI) +0.85%上昇で、
2年4カ月ぶりの高値になっています。
また東南アジア株の予想PER(株価収益率)は海外投資家からの流入もあり、
比較的高い水準にあり、トップのインドネシア株は15.7倍
タイ株15.3倍
アジア全体のPERでは13.1倍となっています。
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