タイの不動産
2010年後半に金利が上昇する可能性が高いものの、
タイ貯蓄政府銀行Government Housing Bankは2010年末まで住宅ローンの金利を上げないとしています。
頭取のKhan Prachuabmoh氏は
まだ融資可能額が670億バーツもあり総預け入れ金額の12%あるとしています。
現在最大優遇金利は60ヶ月・3.0%で提供しています。
住宅ローン金利の引き上げを引き伸ばせる理由として
1 政府系貯蓄銀行のため行員コストなどが商業銀行より低い
2 金利スプレッドも1.5%~2%で商業銀行の3.3%と比べて低く抑えている
などが挙げられます。
GSBは2010年上半期までに495億バーツの新規融資をおこなっています。
2009年同期比では461億バーツでした。
また通期では900億バーツと見ています。しかし2009年1027億バーツよりは下がる理由として
住宅減税の終了と商業銀行の競争激化があるとしています。
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