インドネシア IPO
サリム財閥の子会社となる大手製パン企業のPT Nippon Indosari Corpindo
ニッポン・インドサリ・コーピンドではインドネシア証券取引所(IDX)に上場する方針を固めています。
1株あたりRp1,250-Rp1,500で1898億ルピア~2277億ルピア(19億~23億円)規模の新規上場を狙います。
主幹事はOSK Securities Indonesiaで、
ダイレクターのMandy Sutanto氏は15%程度を放出予定で
調達資金はセマランの製パン新工場建設やマーケットシェアの拡大につぎ込むとしています。
850億ルピア(8.5億円)はバンクセントラルアジア(BBCA)への繰り延べ返済に充てるとしています。
株主構成は
40%がサリムグループBonlight Investments Ltd,
40%がTreasure East Investments Ltd がそれぞれ出資。
残りは日系企業
10%がSojitz Corporation
10%がShikishima Baking Co Ltd となっています。
ニッポン・インドサリ・コーピンドでは
製パンブランド「Sari Roti 」や「dubbed Boti」を展開し
ハイパーマーケットやスーパー、中小小売店でも販売されています。
2009年度の業績ではRp4859億ルピア(48億円)で
純利益ではRp571億ルピア(5.7億円)となっています。
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