タイ タイユニオンフローズン(TUF)
日本が輸入するエビの価格は現在1ポンド13.5ドル(インドネシア産)と
直近安値を付けた2010年4月末に比べ13%高く上昇しています。
アメリカのエビ流通業者の買い付けが増えたことで、価格高騰を招いています。
結果エビ系のタイ水産事業者の株価も上昇しています。
タイ最大手ツナ缶、冷凍エビ輸出事業者のタイユニオンフローズンでは
2009年6月の株価 24バーツから
2010年6月15日の株価 47.5バーツまで上昇しています。
特に5月15日の38.5バーツからは急上昇で、これはメキシコ湾原油流出事故の影響で
それまでは、アメリカ流通各社はメキシコ湾産のエビを仕入れていたものの、
原油の膨大は被害で重大な影響が出ており、天然物の漁が事実上停止しています。
その結果 タイやベトナム、インドネシア、インドなどのアジアの養殖エビに
需要が集まっています。
また冷凍エビで顕著なのは
アジアンシーフード(ASIAN)で5月11日3.28バーツ→ 5月14日 4.28バーツと急上昇。
シーフレッシュ(CFRESH) も同様に 5月7日4.16バーツ → 5月13日 6.05バーツと急上昇。
一方で
スラポンフーズ(SSF)や
パクフード(PPC)は1年を見ると上昇していますが、大きく値が動いています。
チャートはこちらが便利です。
http://www.tiscoetrade.com/C13_CompanyProfile.jsp
この記事へのコメントはありません。