タイの政治
5月19日の強制排除を受けて軍部と政権との関係も影響が出てくると考えられています。
もともと民主党政権は
2008年12月にスワンナプーム国際空港が占拠され、裁判所がタクシン派政権のを出し、
元タクシン氏支持グループだったネーウィン派が裏切ったことがきっかけで誕生しています。
その前までさかのぼると
タクシン派を倒した出発点はタイの軍部による2006年9月の無血クーデターでした。
軍部と政権との関係も2010年9月のアヌポン司令官の退官をへて
後任の人事などでも影響が出てくるものと考えられています。
また、
タイの下院議会は、反政府デモ隊と軍部治安部隊の衝突で、
タクシン氏支持派野党プアタイ党が提出したアピシット首相ら閣僚6名の
不信任案を否決しています。
今回の不信任案も、アピシット首相が率いる民主党と連立与党が過半数なため、
不信任案は否決されることが予想されていました。
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