タイ証券取引所
タイ政府では金融業界に対する資本市場税制に関して改革を行ないたい考えを
示しています。企業買収、個人年金基金、ベンチャーキャピタルなどの緩やかな緩和を計画しています。
目標として2013年までにタイの株式市場時価総額の比率を
タイのGDPの150%まで高めたい考えです。
2009年末時点でタイ株式市場の時価総額は6兆2606億バーツ 「およそ18兆円」
タイのGDPの総額9兆755億バーツ「およそ27兆円」
を下回っています。
コーン財務相は金融業界出身でタイの資本市場が東南アジア域内でも取り残される危機感を持つべきとしています。
98年バーツ危機前のMSCIASIAインデックスで10%以上だったシェアが
2%台へ落ちていることを引用し資本市場の自由化や法改正を検討しています。
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