タイ国営石油（PTT）傘下のPTTケミカル（PTTCH）では
オレフィンとプラスチックペレット生産が2010年度は＋29%上昇し、
09年度の357万トンから2010年予測480万トンまで増加する見通しです。
6番目の天然ガス分離施設が事業中断になっているにもかかわらず、
業績は拡大するとしています。

CEOのVeerasak Kositpaisal氏は
第2、第3のガス分離プラントの改良もあってエチレンとプロピレンの生産が増えるとしています。
2009年後半に発生した最高裁判所によるマプタプット地区の
石油化学事業の中断命令によって高密度ポリエチレン生産工場などが中断しています。
2つの事業は操業許可が下りたものの、残り7つの事業は現在も中断が続いています。

2009年の売上880億1200万バーツで
純利益68億0100万バーツで増収減益でした。