タイでは2001年度以降タクシン政権下で国営企業群の上場計画が多数持ち上がりました。
TOT（タイ電話公社）
CAT（タイ通信公社）
EGAT（タイ発電公社）
SRT（タイ国鉄公社）
しかしながら労組の反発、公務員の反発も強く実現に至っていません。
実現できたのは、タイ石油公社（現PTT）、エアポートオブタイランド（AOT）などになります。

一方でマレーシア政府では
財務省が株式を保有する国営企業15−17社の民営化を計画しています。

マレーシア国内経済活性化の一施策としての計画で、
2010年のマレーシア国内総生産（GDP）成長率目標（プラス5.0％）の達成を目指しています。
計画では
▽財務省保有株を民間企業・投資家へ譲渡する
▽国営会社を新規株式公開（IPO）を通じて上場する　などを検討しています。