インドネシアインフラ整備
日本政府とインドネシア政府で合意しています。
インドネシアを訪問中の直嶋経済産業相は1月11日、
日本経団連の御手洗冨士夫会長らとユドヨノ大統領や経済閣僚らと会談しています。
インドネシア国内の高速道路網などインフラ整備を協力して進めることで合意しています。
インドネシアの主要都市間を高速道路や橋などで結ぶ「経済回廊」計画を両国で策定し、
日本の民間資金や技術を活用して早期の実現を目指します。
インドネシアの6地域で高速道路網などの整備を図り、投資環境を整える計画です。
メインとなるジャワ島、スマトラ島の2地域をパイロットプロジェクトとして推進、
経済特区も設ける方針もあります。
インドネシア証券取引所(IDX)には
高速道路運営のJasa Marga ジャサ・マルガ(JSMR)があります。
インドネシア経済回廊(IEDC)=Indonesian Economic Development Corridor
インドネシアの産業振興とインフラ整備を包括的に推進するため、
日イの二国間の協力という枠組みを軸に打ち出された構想。
日本の経産省とインドネシアの経済担当調整相事務所、
ASEAN東アジア経済研究センター(ERIA)が策定を進め、
アジア総合開発計画の一部として、メコン~インド産業回廊に次ぐ第二弾という位置付けにもなっている。
国内の主要都市を結ぶ形で、
1: スマトラ東部~ジャワ北西部
2: ジャワ北部
3: カリマンタン
4: スラウェシ西部
5: 東ジャワ~バリ~ヌサトゥンガラ
6: パプア
などを開発していくとしています。
官民パートナーシップ(PPP)を通じ民間の資金取り込みを図りながら、
インドネシア各地域の特性に合わせ、道路・鉄道などの物流網や港湾、電力網の整備を進め、
インドネシア経済特区の導入なども組み合わせるとしています。
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