東南アジアのFTA
東南アジア諸国連合(ASEAN)の
6カ国(タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ブルネイ)は
2010年1月1日より、7881品目に対する関税を追加撤廃しました。
全体の99%が関税撤廃されるとしています。
ASEAN域内だけではなく、中国・ASEANのFTAも発効していて、
人口規模では19億人となる巨大なアジアマーケットが誕生しています。
2002年、ASEAN加盟10カ国「タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、
フィリピン、ブルネイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー」と中国とのFTAが調印されています。
今回、2010年に発効になっています。
同様にオーストラリア、NZとの経済連携も進んでいて、
オーストラリア、ニュージランドの自由貿易協定(FTA)が2010年1月3日、発効しています。
ASEAN 「55000万人市場」
ASEAN=オーストラリア・NZ 2020年までに関税99%撤廃 対2500万人市場
ASEAN=中国 2010年1月より関税90%撤廃 対13億2500万人市場
ASEAN=韓国 2010年1月より関税80撤廃 対4800万人市場
ASEAN=インド 2016年までに関税80%撤廃 対11億3900万人市場
FTAとEPAについては
http://toatoa.jugem.jp/?search=FTA
日本は中国、韓国に比べFTA戦略に出遅れ感があります。
この記事へのコメントはありません。