タイ中央銀行の洪水被害試算
タイ中央銀行では今回のタイ大洪水に関する影響はこれまでで1200億バーツと
見ています。
ただしタイ政府が洪水対策と迅速な対応により排水作業を早期に進めることが
前提であるとしています。
また2011年第4四半期では+1.9%を予測していたのですが+0.8%と下方修正
しています。
大洪水は雇用に関しては甚大な影響を及ぼさないものの、農産物価格の高騰、
消費財の高騰は避けられないとしています。
タイの中央金利に関する政策は11月末に見直しされる予定でMonetary Policy
Committeeでは金利を下げるのかどうか注目されます。
クレディスイスのSantitarn Sathirathaiアナリストはバンコクまで浸水すると
企業信用度、民間信頼指数は落ちるだろうと予測しています。
また2011年度の経済成長率は+2.4%以下になる可能性も示唆しています。
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