タイ オンライン証券取引システム
2010年7月、タイ証券取引所Stock Exchange of Thailand(SET)では
オンライン証券取引システムの最新版をリリースした。これまでの2倍の取引量でも
対応可能で株式取引、先物取引なども可能。
今回こちらを導入するのはSettrade利用している20社で、“Streaming Pro”を
入れ替える。
タイ語メニューも用意してあり、マルチタスク対応、ウィンドウズ、マッキントッシュ
双方で利用できる。
タイにおけるインターネット取引は全体取引の21.88%となっていて(2010年上半期)
タイ先物取引・Thailand Futures Exchange (TFEX)は総取引金額の22.47%に
なっている(同じく2010年上半期)。
2009年5月 オンライン取引をしている口座数はタイ証券取引所の報告で20%に
達したことが報告されている。
低いコミッションフィー、時間外オーダー、自宅からでも出来ると言う簡便性から若い
タイ人を中心に増加傾向にある。
タイ証券取引所グループ長Santi Kiranand氏は5年内に総取引口座数の50%に近い
口座数がオンラインへ切り替わるだろうと予想する。
オンライン取引は2008年末時点で16.12%であった。
総口座数は19万口座。
オンライン取引では証券会社側のコスト削減が大きい。
タイの証券会社では最低手数料を取引額の0.15%~0.20%にしているところが多い。
通常電話や店頭取引の場合は0.25%~以上となる。
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