タイ エアポートオブタイランド(AOT)
タイの国際空港スワンナプーム国際空港Suvarnabhumi Airportを管理する
エアポートオブタイランド(AOT)では23.5キロメートルにわたる排水通路があり、
32平方キロの敷地には洪水をブロックできる許容レベルが十分あると説明していて、
洪水による空港利用閉鎖と言うのはないとコメントしています。
排水溝の高さは3.5メートルまで深堀し、洪水が押し寄せても問題がないと
しています。
横幅は40~60cmであるとし、深さも2.5~3.0メートルまで準備しており現在海面
レベルからの深さで水深は0.8mレベルであるとしています。
キャパシティで25%のレベルであるとしていて仮に100%の場合は400万立方
メートルまで受け入れ可能であるとしています。
また日本の専門家にも視察に来てもらい、日本の国土交通省Ministry of Land,
Infrastructure, Transport and Tourism,からもタイのメインターミナルが
水没する恐れはないとコメントしてもらっています。
ただ懸念される事態として電力供給の面で仮に電線などが切断、電力供給の一部が
ストップした場合は排水処理機材が動かなくなるケースもあり、その場合は自家発電に
切り替え、排水処理を進めていくとしています。
今回の洪水で最重要拠点は国際空港のインフラ継続と、病院などの医療機関の事業継続が
最優先とされています。
電力供給面でも同じことが実施される予定です。
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