タイの小売店現状
多くの小売事業者が今回の洪水の影響で閉店を余儀なくされています。
バンコク郊外北部にある大規模ショッピングセンターの
フューチャーパークランシットFuture Park Rangsitでは
ヴィパワディーランシット通りVibhavadi-Rangsit Roadでの洪水水位レベルが
高まりRangsit Plaza Co.社のバイスプレジデントRattana Anunthanupong氏は
従業員2万名、テナント900社の安全確保が出来ないとして閉店を決定しています。
また商業不動産大手、商業施設セントラルデパートメントストア
Central Department Store
ロビンソンデパートメントストア Robinson Department Store
インデックスリビングモール Index Living Mall.などは現時点でOPEN
しています。
10月10日ごろからバンコク郊外のエリアでは工業団地浸水が始まり
フューチャーパークの顧客数もマイナス30%になっていました。
中間層へ小売展開しているTops Supermarket もラッタナコシン地区支店は
閉店を決定。
セントラルグループでは多数の小売店舗ブランド展開していますが、危機管理
マネジメントを徹底し、チャオプラヤ川に近いエリアでは洪水対策を優先すると
しています。
イギリス系大規模小売店舗を展開するテスコロータスTesco Lotus ではすでに
25店舗のTesco Lotus Express を閉店決定。
コンビニエンスストア最大手CPオール(CPALL)ではおよそ150店舗を閉鎖。
ディストリビューションセンターも一部閉鎖を決定しています。
ただし在庫は豊富に準備しているため、まだ配送は続けるとしています。
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