タイ国営電話公社(TOT) タイ国営通信公社(CAT)
タイのADSL事業各社ではスピードUPされたサービスの代替とされる次世代通信
規格の光通信の商用化へ向けて動き出しています。
2つの国営通信企業タイ国営電話公社(TOT)とタイ国営通信公社(CAT)では
ファイバートゥーホームfibre-to-the-home (FTTH) サービスの導入へ向けて
動き出しています。
また民間企業ではジャスミン・インターナショナル(JAS)が1000万バーツを掛けて
FTTHネットワークサービスをサムットサコン県で試験導入を開始しています。
ジャスミンでは速度9Mbps を1200バーツで100Mbpsを6990バーツで提供すると
しています。
光通信ではスピード転送がより早くなりE-learning やオンデマンドによる
ビデオサービスも開始できるとしています。
試験的に高評価であれば、続けてユーザーを増やしていくとしていて2011年から
およそ2万人を見込み、5万人~10万人ユーザーを2年目以降集めていくとしています。
ジャスミンの提供する3BBブロードバンドサービスはタイの携帯通信大手AISと組み、
2013年までにマーケットリーダーを目指すとしていて400~500万人のユーザー40%
のシェアを狙います。
2011年10月現在は200万人であるとしています。
一方でタイの通信大手TRUEコーポレーションではジェネラルマネージャーの
Non Ingkutanon氏は50億バーツを2011年内に投資してブロードバンドネットワーク
FTTHサービスをタイ国内の27県に広げるとしています。
TRUEでは2011年上半期までで79万人のブロードバンドユーザーを抱えていて2010年末
から+14%になっています。
年内で125万人を目指します。
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