タイ チャロンポカパーンフーズ(CPF)
東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国のアジアの計13カ国は、
インドネシアの首都ジャカルタで農相会議を開き、大規模災害などの緊急時に
コメを支援し合う緊急コメ備蓄協定に署名したことを発表しました。
アセアンではコメを主食とする国が多くなっていますが今後増加するアセアンの
国の食糧の安全保障を強化する方向を打ち出しています。
タイではインラック政権が最低賃金の引上げを決定していることと、コメの
買取政策などを打ち出していることで農家の出すコメ価格が引きあがる可能性が
高くなっています。
今回の協定では緊急時に放出可能な数量を事前に申告するとしています。
日本が25万トン、中国が30万トン、韓国が15万トン、ASEAN諸国が8.7万トン
を拠出します。
タイ米輸出業者協会(TREA)は、2011年のタイ米の輸出量が過去最高となる
1000万トン以上となる見通しを明らかにしています。
これまで
2008年度は1001万トン 2009年度は 857万トン 2010年度は 904万トンの
輸出量でした。
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