タイや東南アジアの国の洪水被害拡大
タイやカンボジア、ベトナムなどのインドシナ半島各国が大洪水に見舞われ、
被害額も増加しています。
7月、8月は軽微な洪水だったものが、9月以降は断続的に雨量が増え、10月には
大規模な浸水被害が報告されるようになり、10月上旬から工業団地周辺にも被害
が拡大。
タイのインラック首相は、予定していたマレーシアとシンガポール訪問中止を決定。
洪水による死者は261名。世界遺産のある中部アユタヤ県では多くの有名観光地
地区が浸水。
バンコクを死守するためにアユタヤ地区が犠牲になっていましたが、
それも耐え切れなくなっている状態に近づいています。
今回の洪水規模は過去50年ぶりとされ、被害額は300億~400億バーツまで
伸びていくと予想されています。
日系の自動車部品工場が集まる工業団地が水没し、ホンダの自動車工場がある
工業団地も浸水。
タイ日産自動車の工場も一時的な生産ライン停止の恐れがあり、タイトヨタも
同じく生産ラインを一時停止しています。
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