タイの最低賃金問題に関して
タイの中央賃金委員会は法定最低賃金の1日300バーツへの引き上げ問題に関して
結論は10月17日まで持ち越しになっています。
今回の提案では2012年1月からタイの全国77都県で最低賃金を+40%引き上げて
1月時点で300バーツ未満の県については2013年1月までに300バーツまで
引き上げるケースと2015年までに300バーツへ引き上げるケースの2案が審議
されました。
これまではインフレーションが3~4%台だったこともあり、徐々に賃金上昇は
行なわれていました。
2011年1月からタイの全国各都県で8~17バーツ引き上げられて、南部プーケット県
で221バーツ、北部パヤオ県で159バーツまで上昇しています。
首都のバンコクは215バーツであるとしています。
この最低賃金法案の骨子はタイ人、外国人問わず、最低賃金を300バーツまで
引き上げるとしていて、カンボジア人、ミャンマー人、ベトナム人、ラオス人
など全て対象になります。
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