タイのデパート経営をおこなうMBK社は2012年～14年で新規投資60億バーツを
掛けて小売と不動産ビジネスを強化していくとしています。
20億バーツを準備して、キャッシュフロー、銀行ローンで組むとしています。

MBKでは現在500ライの不動産プロジェクトを押さえており、新規開発に備えます。
300ライはプーケット島　200ライはパトゥムタニ県にあります。

CEOのSuvait Theeravachirakul 氏はより不動産ビジネスに注力しこの事業からの
売上貢献率を2倍以上にするとしています。
また金融事業ではタナチャート銀行(TCAP)からの売上を増加させたい考えで
Thanachart Bank（タナチャート銀行）
Thanachart Leasing（タナチャート・リーシング）
Thanachart Life Assurance（タナチャート生命保険）
Thanachart Insurance（タナチャート損害保険）
Thanachart Securities（タナチャート証券）
Thanachart Fund Management（タナチャートファンドマネジメント）などの
金融各社からの収益も狙います。

MBKデベロップメント(MBK)の2011年度決算は6月締めで
売上は83億3700万バーツ　小売事業30％　コメ事業29％　金融事業15％　
ホテル事業18％　不動産賃貸5％　ゴルフ事業3％
となっています。
純利益では　12億9300万バーツ　でした。

不動産ではラチャダピセーク通りに6ライの不動産でコンドミニアムプロジェクト
を10億バーツで投資。
400室を200万～300万バーツで販売します。
また商業不動産開発　「THE NINE」への近隣開発で10億バーツを投資します。

「THE NINE」は34400平米の小売スペースを持ち、800台の駐車スペースが
あります。
12000人の利用者数/1日で各テナントなどから月額1400万バーツの収益を
見込んでいます。