タイ観光庁Tourism Authority of Thailand(TAT)ではタイ政府へ
予算枠86億バーツを要求しています。
2013年へ向けた予算枠組みで前年比で＋78.9％増になります。

背景には洪水にもかかわらずタイ国内、海外ともに＋12％増に観光客が
増加していることにあります。
2012年度はTATでは1兆2100億バーツの観光収入増を予測。
前年比では＋9.12％増で国際･海外旅行客の観光収入は7660億バーツと
見込んでいます。

タイ観光庁総裁のSurapol Svetasreni氏は2013年度もタイの観光市場は
強気の見方をしていて、Amazing Thailand のスローガンを継続し観光地
以外にもサービスやイメージupを図っていくとしています。

近年ベトナムやカンボジアなどの近隣国への海外旅行客も増加していて
より競争が激しくなっているため、予算枠の増大を要求しています。

マレーシアは2011年度アジア近隣諸国へ1400万ドルを投資。
ヨーロッパ向けに1200万ドルを投資。
インドは1200万ドルをアジアへ広告･プロモーション投資、ヨーロッパへは
1700万ドルを投資しています。

しかしタイランドはアジアへは50万ドル。
ヨーロッパは100万ドルしか投資していないとしています。