タイのタバコ税、酒税に関して
タイ政府では財政の税収入を増加するためアルコール税とタバコ税に関する
引上げを検討しています。
これまで高く設定されていた税金の使用目的はヘルスケア対策、お酒やタバコの
害の啓発教育でした。
先週大手国際アルコールメーカーのDiageoディアージョが60万ドルのワイロを
2004~2008年に贈ったとして摘発されています。
タイの税制上、その商品に税金が課せられどれほど売り上げても売上には
掛からないシステムになっています。
お酒に関する税金(2009年)のうち、
62%はアルコールで587億バーツでした。
17%は発泡酒で 160億バーツでした。
3%はウィスキーで わずか26億バーツとなっています。
分析したDr Bunchorn氏はアルコール類のみ高い税率が掛かっているとし
White spiritsは現在の1リットルあたり5.6バーツ→20バーツまで上昇させれば
400億バーツの税収入となるとしています。
1%の値上げで3%のビール消費量が減らせるとコメント。
2010年にはタイ国内での酒造消費量は2億6000万リットルであったとしていて75%
がビールであったとしています。
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