タイ SEエデュケ―ション(SE-ED) アマリン・プリンティング&パブリッシング(APRINT)
タイには現在、550以上の出版社があり、2006年は新刊図書11,201タイトル、
新聞53タイトル、雑誌430タイトル以上が出版されています。
小説、ハリーポッターなど海外小説の翻訳ビジネスやPC関連の実用書、
学術書、日本のファッション誌、欧米のファッション誌などもあります。
仏教国であるタイでは、仏教の教えを易しく説いた、宗教書もよく売れています。
タイで書籍関連の上場企業は2社存在しています。
SEエデュケ―ション(SE-ED)は会社名Science Engineering Education に由来。
書店経営、印刷、出版をビジネスとしていて、書店ではSE-ED Book Centerを傘下
に持っています。
http://www.se-ed.com/ir/company_profileEN.html
SEはスィーと発音。
SE-EDの経営する書店数は2007年末で262店舗数を誇っています。
タイでは新聞はたいへん良く売れているものの、ビジネス書籍、一般文庫は
あまり売れてません。
書籍、雑誌の値段は100~120バーツ(300円|360円)くらいの値段が多数。
日本で出版された書籍もタイ語翻訳されていて、「電車男」や「バカの壁」
「スッキリ!」など日本でヒットした書籍の一部はタイ語で翻訳され出版
されています。
2010年度の売上51億7100万バーツ (150億円規模)
純利益では2億4300万バーツ (7億2000万円規模)
もう1社は
アマリン・プリンティング&パブリッシング社(APRINT)
AMARIN PRINTING AND PUBLISHINGです。
印刷事業と書店・書籍流通事業を手掛けていて、2010年度の業績は
売上 18億4500万バーツ (55億3500万円規模)
純利益では 2億4600万バーツ (7億1000万円規模)。
http://www.amarin.co.th/corp/home.aspx
書店チェーンのNaiin Bookshop ナーイイン店舗数は2009年度末時点で
149店舗。
直営店舗が114店舗、フランチャイズ店舗が35店舗。今後50店舗ペースで
増設していく考えを発表しています。
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