BRICS はもはや「新興」ではなく「成長市場」
ゴールドマン・サックス社のジムオニール氏はすでに新興国は新興ではなく
成長を続ける市場であり新しい時代に入ったとコメントしています。
●先進国の投資家マインドは依然とし混乱している
●世界経済のドライバーが変化し、主導役は中国、インドなどのアジアとなった
2つを挙げており世界人口65億人のうち、BRICSとNEXT11で60%以上を占めている、
こうした国々には債務危機はほぼ無く、成長市場として位置づけられるとしています。
またゴールドマンサックスでは2011年度からBRICS+韓国、メキシコ、トルコ、
インドネシアの8カ国を「成長市場:」と定義。
絶大な経済的な機会が生まれるとコメントしています。
新興市場は小規模であり、カントリーリスクがあり、多くのリスクが存在すると
見られていますが、上記の8カ国は10年間でGDPは20兆ドル(2000兆円)増加
していて、日本と言う国の規模を4つ分作ったのと同じことであるとコメント。
「新興国のリスクとは?」とアメリカのGE幹部に聞くと
「正にそこにいないことがリスクだ。」との返事が出たとのこと。
日本のマーケットは幸福なうつ状態「Happy Depresstion」であるとしていて、
現状満足に浸る日本人が多く、変わろうとする意識に乏しいことを指摘しています。
東日本大震災がそれをさらに助長する可能性が高いとしていてキーワードは「移民」
「英語」「変革への意欲」を挙げています。
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