インラック政権ではタイの洪水被害の対策をしていくため、大幅な予算組を
おこなっています。
今後おこなう予算と政策として181億バーツ（550億円規模）を当てると
しています。
▽気象予報システムの整備
▽洪水被害の周辺植林、森林の保護
▽ダムの水量の適正管理
▽運河の修理・掘削、排水ポンプの整備
▽堤防など工業団地の洪水対策向けの低利融資などになります。

2011年の洪水はピーク時の水量がクジラ5000万匹規模で、チャオプラヤ川
流域の平野のほとんどが水浸しになる事態に追い込まれました。
これは雨量が例年の2倍以上また放水判断ミスもあったことでより事態が
深刻化しました。
タイの中部のアユタヤ県とパトゥムタニ県では工業団地７カ所が水没し、
日系企業400社以上を含む1000社以上の工場が浸水してしまいました。