ブラジル ボンジアスカル
ブラジル流通最大手のポンジアスカルが、フランス流通大手で世界2位の
カルフールの筆頭株主となる再編案が浮上しています。
カルフールがブラジル事業をポンジアスカルに実質的に売却する一方、
出資を受け入れるスキームが検討されています。
ブラジルの投資銀行大手、BTGパクチュアルが両社に提案し、
国営のブラジル経済社会開発銀行(BNDES)も支援を検討しています。
仏系小売大手カルフールは2010年にタイ国内事業を同じく仏系カジノグループの
運営するBIGCスーパーセンター(BIGC)へ売却しています。
インドネシア事業は好調から継続。
シンガポール、マレーシア事業は入札額が合意せず流れた経緯があります。
2010年時点でカルフールはブラジルで小売り大手2位の規模です。
株価低迷から市場ではブラジル事業売却の可能性が指摘されています。
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