マレーシア
マレーシアの特集続きです。
ハラル食品は原材料だけがシャリーア適格であるというだけでは認可されず、
製造プロセスや保管方法、輸送手段に関してもイスラム法適格でなければ
ならないとされています。
そこでマレーシアは国として世界ではじめて、ハラル認証機関を作り、
世界の食品産業のハラル適合を管理し、推進しています。
1975年、ハラルラベルを使う企業はマレーシア政府認証が必要となります。
1982年、現在のJAKIM(ムスリム用食品に関する委員会)の前身が設立。
1997年、マレーシアだけでなく、世界的にイスラム基準(ISI2020)が設定。
2003年、マレーシア政府はハラル製品に関するマレーシアの地域ハブ化のための
技術委員会を設立。
2004年、政府はハラルフードの生産インセンティブを受けるための
ガイドラインを発表。
ハラル食品会社は投資するに際して税金が5年間無税となる
インセンティブが与えられた。
2004年、ハラルフードに関するガイドライン(MS1500:2004)が、
JAKIM及び関係団体により作成。
マレーシアにおける食品取引のガイドライン基本要件となりました。
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