マレーシアはこれまでの国家開発計画NEP(New Economic Policy：NEP)による
経済計画で国を成長させてきました。
2010年3月にはInvesat Malaysia conferenceでナジブ首相により新しい
経済計画であるNew Economy Model(NEM)の概要が発表されています。

これは過去の経済計画と異なり、人種問題によらずニーズにしたがって経済開発
をおこなうもので、インターネット通信インフラ拡充、経済特区の開発、2020年
までに先進国入り、一人あたり国民所得を現在の7000ドルから15000ドルに倍増
などが挙げられています。
一方でこれまでのブミプトラ政策（マレー人優先、それに伴う規制）の段階的減少
などが予想されています。