タイの原子力発電事業
ベトナムでは原子力発電事業にGOサインが出ていますが、タイのエネルギー省は
日本の原発危機でタイ国内の原子力発電事故の懸念が高まっていることを受けて、
タイの原子力発電所の稼働予定を2023年に延期することを発表しました。
タイ国家エネルギー政策委員会で、原発事業をさらに3年間延期することを決定
したとコメントしています。
当初の事業計画の2010~2030年電力開発計画では、原子力発電を2020年までに
建設し、稼動開始する計画でしたが当面、火力発電事業に依存することになります。
計画では計5基の原子力発電所を建設し、発電量を1基当たり1000MW規模の
巨大発電所を建設し、タイの逼迫する電力需給を補う計画でした。
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