インドネシアのAFTAの影響
インドネシア中華総商会の会長は浙江省杭州市を訪問した際、
「ASEAN・東南アジア諸国連合―中国自由貿易区が建設された後、中国の
インドネシアに対する投資額は、年平均5740万ドルに達した。
中国の企業700社余りがインドネシアで業務を展開しており、良い成果を
上げている」と コメントしています。
一方でインドネシアの統一開発党The United Development Party(PPP)では
2010年度から発効しているアセアン中国自由貿易協定
ASEAN-China Free Trade Agreement(ACFTA)の影響で貿易に損失が発生
しているとしています。
国内産業の保護をするべきとし、廉価な中国製品の流入を止めるべきとしています。
秘書官のRomahurmuziy 氏は現時点で中国製品の輸入でインドネシア国内の産業に
影響が出ており、インドネシア政府はASEAN-China Free Trade Agreementの
見直しを検討すべきとの意見を出しています。
中国への輸出金額は2009年115億USドルから2010年157億USドルとなり、伸びました。
しかし輸入金額も増加し2009年140億USドルから2010年は204億USドルと31%
伸びています。
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