1. HOME
  2. ブログ
  3. ベトナム
  4. ベトナムのオフィス不動産

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

ベトナムのオフィス不動産

ベトナム国内の都心部オフィス賃料が、ホーチミン(HCM)とハノイ両都市で下落
したことが発表されています。
ホーチミン市の高級物件はマイナス12%減となっています。

米不動産調査、仲介会社のCBリチャード・エリス(CBRE)の現地法人CBREベトナム
が発表した2011年第1四半期不動産市場リポートで、ホーチミン・ハノイ両市では
オフィス賃料が2010年の1年前に比べ大幅に下落していることが発表されています。
ホーチミン市のA級オフィスの賃貸価格ではマイナス12.1%も下げています。

ホーチミン市の全体のオフィス賃料は平均で、前年同期と比べてマイナス5.4%
下げていて、A級オフィスの1平方メートル当たりの月賃料は前年同期比マイナス
12.1%減、34.85米ドルとなっています。
現在ホーチミンでも次々と大型オフィスビルが建設されています。
2010年までは供給が不足していましたが供給が多くなるに連れてバランスが崩れ、
大きく価格を落としました。

ホーチミン市のオフィススペースは現在、合計で約172万平方m。2015年までに
新たに140万平方mがオープンする予定で、さらに供給が増加します。

ハノイ市のオフィス賃料も、A級オフィスでは前年同期と比べてマイナス7.0%と
なっています。
平均で1平方メートル当たり39.2米ドルとなっています。
ハノイでも2011年に、+38万3,000平方Mのオフィススペースが新たに追加される
予定です。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択