ダウェイ深海港の開発
バンコク西部、サムットサコン県のシンサコン工業団地を運営するCASアセット社
ではミャンマー南部ダウェイで開発中のダウェイ深海港開発に伴う流れでタイ領側
で隣接する工業団地造成を目指します。
今後ダウェイ深海港が完成すれば、確実にタイの東部の工業団地~バンコク~
ダウェイの流れが生まれ、タイの西部でも開発を進めるビジネスチャンスがある
としています。
場所としてカンチャナブリ県、ラチャブリ県の両地区で開発していきたいと
しています。
またタイ南部ではサトゥーン県バクバラ貿易港の開発計画もあります。
タイ南部で生産された天然ゴムや南部で生産された自動車・電機部品はマレーシア・
ペナン、シンガポール経由が多くタイ側から輸出していく必要性があるとしています。
ただしバクバラ貿易港はミャンマーのダウェイ深海港の開発による大型道路の開発も
あり、「バクバラ貿易港は白紙化する」との意見も出ています。
タイ国家経済社会開発庁NESDB、NESDB役員であるナロンチャイ氏は2011年6月には
タイの第11次国家経済開発5ヵ年計画を発表するとしていて、タイ企業にとって
反対運動の大きいタイ南部の工業団地開発よりもミャンマーへ向けた開発の方が
メリットが高いとしています。
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