ハラル食品指数
世界初のハラル(イスラム教の戒律に則った)食品指数、SAMI ハラル食品指数
が4月4日、世界ハラル・フォーラム(WHF)で正式に導入されています。
通信大手トムソン・ロイターのイスラム金融部門責任者、
ルシディ・シディクイ氏はSAMI指数への支持を表明しています。
「ダウジョーンズ・イスラム指数(DJII)の成長の経験から判断して、SAMI指数
が国際的に認知された指数になるまでの期間はDJIIより短くて済む」との見通し
を示しました。
SAMI指数構成銘柄は274種で、時価の合計は1140億米ドルで10兆円を越えます。
そのうちの95銘柄がマレーシア企業で、
サイム・ダービー、
ネスレ(マレーシア)、
ゲンティン・プランテーションズが代表格となっています。
SAMI指数は当初、構成銘柄をイスラム諸国の会社に限定していたが、
英米など経済協力開発機構(OECD)加盟国の企業も対象に含めると変更されました。
マレーシア国内のハラル産業規模は年150億リンギ(約4170億円)としています。
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