日本企業進出
新日本製鉄は、溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する100%出資子会社をタイに設立
すると発表しました。
新会社はNippon Steel Galvanizingで8800万ドルを資本金としています。
タイ東部ラヨーン県に最新鋭設備の製造ラインを設けて2013年から、
自動車用外板・高張力鋼板を含む高級・高品質の溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する
と発表しています。
年産能力36万トンで今後の投資額は約3億ドルを見込んでいます。
タイは東南アジア最大の自動車生産国で、2010年の生産台数は約165万台で、
輸出台数は約90万台。
タイ政府の投資優遇策で、自動車メーカーの工場新設・増設計画が相次いでいる
ため、2015年までには200万台を目指していくとしています。
JFEスチールも2013年の稼動を目指しラヨーン県に建設中となっています。
こちらは年産能力40万トンで、投資額約3億ドルとしています。
この記事へのコメントはありません。