タイ カシコーン銀行(KBANK)
大手銀行のカシコーン銀行では不良資産率が低いもののタイ中央銀行の
指導する個人ローンへの融資割合を保守的に抑えるとしています。
上級副社長のWirawat Panthawangkun氏は2012年度の業績を発表
していて個人向けローンは成長率が高かったとしています。
しかし世帯の抱える住宅ローンなどの負債率は危険なレベルにあると
しています。
よって同行では融資割合を抑えていくとしています。
タイ中央銀行の発表したデータでは金融機関からの個人ローン率は
(2012年第3四半期) 2011年同期16%から21%まで上昇しています。
KBANKの不良債権ローン率NPL Ratioは1.6%であり、タイ金融機関全体の
平均2.1%よりも低いレベルになっています。
カシコーン銀行(KBANK)の2012年度の通年業績総資産で1兆9213億バーツ
(およそ6兆円)で純利益では352億597万バーツでした。
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