タイの携帯キャリア1位のアドバンスインフォAdvanced Info Service(ADVANC)
では固定回線キャリアの一つであるジャスミン・インターナショナル(JAS)社と
タイ国内のWiFiサービスで提携することを発表しています。
ジャスミン・インターナショナル社ではすでにWiFiホットスポット基地局を
15,000箇所展開していて、2011年年内で50000箇所まで増やす計画です。

追加費用の掛からない提携によってアドバンスドインフォのWichian Mektrakarn
CEOは、これにより3倍の基地局が増加すると期待しています。

この提携でWiFiサービスはAIS-3BBサービスとなり、1秒4メガバイトのスピードが
提供されます。
AISでは無制限WiFiサービスと携帯を併せて1ヶ月799バーツの課金で提供し、
もしくは550バーツで250時間の携帯通信、無制限WiFiサービスを提供します。
WiFiのみでしたら99バーツとなります。

低価格でのWiFiサービスを提供した結果、今後WiFiサービスでも価格競争が
開始される可能性が高いとしています。
Somchai Lertsuttiwong上級副社長はモバイルインターネットの市場は2011年度
は+15％の伸びが期待できるとしています。

2010年12月末時点でAISでは3100万人の加入者がいて、750万人が通信データ利用を
しています。

この発表でジャスミン社(JAS)の株価は+7.63％上昇し、11年ぶりの高値となりました。