東南アジア・南アジアでの共通点
リサーチ会社に勤める友人に聞くと、インド人の女性にとっての肌の悩みは
「皮膚が黒くなる/日焼け」「黒いしみ」「皮膚の老化」が三大要素だと
しています。
タイでも黒い皮膚は、あまり好まれず、白いと言う部分に大きく好感を覚えます。
こういった問題を抱える要因は「強い太陽の光」「乾燥する水分の不足」
「ストレスや疲労」「不健康な食生活」「定期的に保湿しない」「気遣いの不足」
となるそうです。
結果、インドは東南アジアでもかなりの美白大国です。
雪をイメージしたCMや寒さをイメージしたCMが盛んに放映されています。
日焼け止めの方が売れそうな気がしますが、逆に美白化粧品は老若男女問わず、
とても人気の商品です。
インドでの日本食レストランはまだとても少なく、あっても高額になっています。
日本酒も輸入することは結構大変で、都市/州によって税率も登録方法も変わると
いうのが実態です。
お酒を一切扱えない州もあります。
インドでは、最近ビールの消費が増えているそうで、アサヒ・ビールに限らず
カールスバーグもインド現地生産品になり、ローカルビールに近い価格で買える
ようになっています。
シンガポールのタイガービールもインド生産をすると発表しました。
タイを含めた東南アジアでも酒を扱う市場はややナーバスなところがあり、
市場拡大が難しいと考えられることもあります。
ただ、インドで受けるかどうか?ですがインド市場は、11億を超える人口や
若年人口が魅力的とは言われますが、理解できる層が極めて限定されること、
ベジタリアンが多いこと、肉食の制限が多いことなどが挙げられます。
高所得者の多いインド三大都市(デリー、ムンバイ、バンガロール)の
海外経験のある人たちがターゲットとなる可能性はあります。
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