インドネシア バンプー(BANPU)
東南アジア最大手の石炭採掘企業バンプーの業績発表では2010年度売上
652億8500万バーツで(前年比+12.8%増)で純利益では247億2700万バーツ
(前年比+95%増)となっています。
電力会社のラチャブリ・エレクトリシティ(RATCH)の株式15%を売却した
特別利益分33億バーツ分が計上されています。
2011年度はおよそ4600万トンの石炭を算出できる見通しです。
これはオーストラリアの石炭企業のシドニーに本社のあるCentennial Coal社を
買収した結果です。
インドネシアでの採掘事業は好調で2200万トンから2600万トンへ上昇します。
中国での採掘事業も550万トンをキープできるとしています。
バンプーCFOのSomrudee Chaimongkol氏がコメントしています。
2010年度にバンプー(BANPU)社では20億オーストラリアドル(593億バーツ)で
買収に成功。
2011年度は1450万トンは生産できると見ています。
今後石炭事業へ集中していくことを表明していて、石炭事業関連の資産を
60%→70%まで伸ばすとしています。
そのため、海外の石炭事業者のM&Aも視野に入れるとしています。
この記事へのコメントはありません。