タイ証券取引所(SET)
タイ証券取引所(SET)では自身の上場企業化へ向けた動きは2013年まで
延期するとしています。
民営化まで時間がかかる理由として新しい法制化の必要を挙げています。
タイの国営企業も今後次々と民営化へ進む流れから、現在法制度の整備が
検討されています。
タイ証券取引所所長のCharamporn Jokikasthira氏はタイ証券取引所は
時価総額で2011年現在第4番目。
シンガポール証券取引所(SGX)、マレーシア証券取引所(BRUSA)、
インドネシア証券取引所(IDX)に次ぐ規模であるとしています。
また時期を遅くすることで他の証券取引所よりも財政面、戦略面で強化する時間を
稼ぐとしています。
2011年度は総選挙もあることで政情不安の懸念も指摘されています。
そのため、この時期に上場を果たすのはややリスクが高いとしていて、基盤を
固めた上での上場を目指します。
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