タイ サイアム・セメント(SCC)
タイのコングロマリットでセメント、石油化学、物流、製紙事業を手掛けている
タイ王室系素材大手サイアム・セメント(SCC)は、出資していた塩化ビニルメーカーの
タイ・プラスチック・アンド・ケミカル(TPC)の株式23.7%を王室財産管理局と
SCCのヨット取締役から約62億バーツで買い取り、TPCへの出資比率を69.3%に
引き上げると発表しています。
子会社化することでSCCの石油化学事業と連携を強化していくとしています。
SCCでは2011年度の第3四半期までの業績は
売上2956億7200万バーツ(9000億円規模)
純利益で240億8000万バーツ(750億円規模)となっています。
子会社のTPCも塩化ビニル事業大手であり2011年度第3四半期までの業績は売上で
244億1200万バーツで純利益で18億1800万バーツでした。
またTPCのライバル企業としてはビニタイ社(VNT)があり、2011年度第3四半期までの
売上で109億4000万バーツで 純利益では17億9500万バーツでした。
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