タイ証券取引所 Gスチール(GSTEEL)
タイの製鉄事業者の2位の企業Gスチール(GSTEEL)ではインド財閥資本大手の
アルセロールミタルが出資中止を決定しています。
熱延鋼大手Gスチール(GSTEEL)は20日、鉄鋼世界最大手アルセロールミタル社
の出資を受け入れられなくなったことを発表しています。
2011年3月に一度は75億バーツ、40%以上を出資することに合意しましたが
完全取得まで進めることが出来なかったことと、両社での合意が
まとまらなかったこと、欧州危機の影響が大きく響き、タイへの投資拡大が
出来なくなったことを挙げています。
Gスチール株価は発表後マイナス9.8%下落し0.37バーツまで低下しました。
GスチールCEOのRyuzo Akino氏は今回の決定は双方の企業で残念ながら了承
されたとしています。
$2億5000万ドルと言う巨額の資金をGスチールへ出す予定でしたがキャンセル
となったため、2012年以降新たなパートナーや資金提供企業を模索すると
しています。
この件に関してはMAI市場の上場企業ブローカーグループBrooker Group(BROOK)
のChan Bulakul, CEOが関心ある企業が2社ほどあり、2012年上半期には
発表できるとしています。
この記事へのコメントはありません。