ベタグロ社がシンガポール鶏卵企業を買収【タイ・シンガポール:食品】

タイの食品大手ベタグロBETAGRO(BTG)は、シンガポール最大の鶏卵生産会社エッグリカルチャー・フーズEggriculture Foodsを買収すると発表しました。
海外事業を拡大し、東南アジア有数の食品企業になることを目指します。
ベタグロ(BTG)が19億バーツ超を投じてエッグリカルチャーの株式75%を取得し、残り25%はラディアント・グランド・インターナショナル(RGI)が保有します。
エッグリカルチャーはシンガポールの鶏卵市場でシェア20%を占めています。
2021~23年の年平均成長率は27.1%で、高成長しています。
ベタグロ(BTG)はエッグリカルチャーを通じ、シンガポールの鶏卵の小売りだけでなくHoReCa市場(ホテル・レストラン・ケータリング)向け供給も強化する計画です。
エッグリカルチャーの買収により、シンガポールにおけるベタグロの今年の売上高は前年比で5倍に増える見通しです。
ベタグロ社はタイの食品大手財閥で、養豚、養鶏、鶏卵などを展開しています。
2023年度の業績は売上1091億バーツ、純利益マイナス13億9800万バーツでした。
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