タイ・オイルThai Oil(TOP)は、クリーン燃料プロジェクトへの資金注入計画提案後に株価が16%下落【タイ:エネルギー】

タイ国内石油精製大手タイ・オイルThai Oil(TOP)では、クリーン燃料プロジェクトに関し、Samsun E&A (Thailand)、Petrofac South East Asia、Saipem Singaporeの3社からなる合弁会社UJVの支払い遅延により下請け業者がストライキを起こし、停止の危機に直面しました。
2024年10月にはタイのチョンブリー県のTOP「クリーン・フューエル・プロジェクトClean Fuel Project、CFP」の海外請負企業に対して、24社のタイの下請け企業を代表する3,000人以上の労働者と雇用主が集まり、未払い金の支払いを要求するためにデモ行進し、請願書を提出しました。
そのため、タイ・オイルでは630億バーツの投資額の増額を承認するための臨時株主総会の開催を求める発表を受けて、タイ株式市場で午前の取引でー16.5%下落しました。
これは、新型コロナウィルスのパニックがピークに達した2020年3月下旬以来の最低水準となりました。
タイ・オイルの2023年度の業績は売上4705億8200万バーツ、純利益マイナス25億5300万バーツでした。
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