タイのプロスペクトREITは33.5億バーツで3つの工業用地の購入を予定【タイ:工業用不動産】
タイのプロスペクトREIT(Prospect Logistics And Industrial Freehold And Leasehold Real Estate Investment Trust(PROSPECT))は、工業部門の旺盛な需要を活用し、ポートフォリオに3つの産業用不動産を取得するために、さらに33.5億バーツを投資する計画です。
この投資により同REITの総資産価値は54億バーツから80億バーツに増加する予定です。
同社によると、最近閉鎖された工場の多くは小規業で、独立型か、工編団地の外にありました。
これらの閉鎖理由はパンデミックの影響によるものです。
しかし、特にバンナートラッド通り地域の需要と供給は依然として堅調で、フリーゾーンとして輸出入活動に結びついている場所であるため、わずか6ヵ月で満室に達し、予想した95%を上回りました。
プロスペクト社が投資対象としている3つの新しい資産は、プロスペクト・デベロップメント社が所有しています。
バンコクのフリートレードゾーン区1、2、3にあり、それぞれバンナトラート通りKM23、テパラック通り、バンナトラート通りKM19などに位置しています。
日本企業と中国企業の入居割合は、日本24.1%、中国22.5%に上昇しました。
(2024年第1四半期:日本23.2%、中国20.3%と比較)
一方、タイ企業による投資の割合は第一四半期の28.8%から26.2%に低下しました。
PROSPECTの2023年業績は売上5億6700万バーツ、純利益2億3900万バーツでした。
PROSPECTは、主に4つの賃貸工場・倉庫プロジェクトに投資しています。
賃貸可能面積の合計292,232平方メートルです。
(1)バンコク自由貿易ゾーン1(BFTZ 1)の土地と建物の一部に対する転貸権
(2)X44 BangNa KM.18の土地と特注工場・オフィスビルの所有権
(3)バンコク自由貿易ゾーン2(BFTZ 2)の土地の一部の賃借権と建物の一部の所有権
(4)バンコク自由貿易ゾーン3(BFTZ 3)の土地と建物の一部の所有権
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