バンコク・エアウェイズ社は、入国審査プロセスの向上が復活の鍵になると予想【タイ:航空】
タイ証券取引所(SET)に上場している、タイが本拠地の航空会社バンコク・エアウェイズBangkok Airways(BA)は、特にヨーロッパ市場からの入国手続きをより円滑かつ一貫したものにすることで、観光客の増加が見込まれ、目標搭乗者数を達成できる可能性があるとしています。
2022年第1四半期の業績は予想を20%上回りましたが、これは主にタイ入国に関する旅行規則の簡素化によるものと述べています。
この期間に海外からの旅行者、特にBangkok Airwaysの総旅客数の約18%を占めるヨーロッパからの旅行者が流入しました。
2022年の総売上は、2019年の30%にしか達しない可能性もありますが、2023年には80%にまで跳ね上がり、2024年には2019年に記録した水準に並ぶと予想しています。
バンコク・エアウェイズ(BA)社は、サムイ空港を拠点とするBA Airport Leasehold Real Estate Investment Trust(BAREIT)の設立について証券取引委員会から承認を受ける見込みで、25年契約の評価額は約140億バーツと記載されています。
BAREITから調達した資金は、パンデミック時の支出による銀行からの借入金50億バーツの返済に充て、残りはさらなる投資のために確保する予定です。
2022年第1四半期は、前年同期比+146%増の計5,037便で37万人の乗客を運び、+208%増の9億3,100万バーツを売り上げました。
2022年には、34,000便を運航し、264万人の乗客と81億7,000万バーツを目指しており、また、平均搭乗率は73%に達し、平均航空運賃は3,100バーツとなる予測です。
バンコク・エアウェイズ(BA)社の2021年業績は、売上51億4500万バーツ、純利益マイナス85億4900万バーツでした。
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